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矛盾
恵まれていると思うけれど根本的に不足している

幸せだと思うけれどまだまだ全然満たされていない

今週は矛盾を抱え込もう

しなやかな柔軟性を得るために
# by ginta_kawaki | 2012-04-24 18:34 | Trackback | Comments(0)
sakura
美しすぎるだろう

感傷はもう要らない



知らん間に来て

さっさと終わる

桜のように

人生における自分の引き際について

うっとおしいくらいに延々と話す暑苦しいおじさんを横目に

少しくらいのアルコールでスギ花粉が流れやしないかと

少量で色づく 省エネな ぼく



人も同じく咲けるのなら

とっくに満開を過ぎ

贔屓目に見ても枯れかけている

ぼく


笑うとホウレイセンに水が溜まりそうな

歳月を宿した顔に

あっけらかんと悔いなしといわんばかりの

清清しさが眩しくて

席を立った


ぼくはもとより

大人数が大不得手なのだよ


雑に敷かれたピンクの絨毯はそれでも

心が凪いでいく


春は人をどうにかさせる

花粉症のぼくは桜よりも

免疫やら抗体やらをどうにかして欲しいのだが

だれかと一緒に飲むということもたまにはいいのかもしれない

ほんのたまには

汚れた体をひきずって 指差しあって 笑うのも

素晴らしいのかもしれない



「おーい、酒もってこ~い」

と誰かが野次っている


いい大人の

いい時間の過ごし方

なのかもしれない

桜よりも酒という

桜に申し訳が立たない

年に1回の花見を


面倒くさいけれどどこか楽しみにしているぼくがいる
# by Ginta_Kawaki | 2012-04-07 02:15 | Trackback | Comments(0)
しあわせ
幸せなんて 結局 不幸のどんづまりなのかもしれない
# by Ginta_Kawaki | 2012-03-28 16:44 | Trackback | Comments(0)
悪意
増えていく

染みが広がるように

4畳半に堆積していく

垢のような悪意

こすっても取れない

洗濯しても こそげ落とせない

花粉みたいな真っ黒い悪



あくいという形容詞をきみにあげよう

誰もがステレオタイプのお人形

自分が傷つかないように

なすり合い こぼし合って

自分が汚れているなんて

気にしないで

誰もが今日からお人形

責任は取らなくてもいいよ

どうせばれやしないのだから


現実の上は立ちくらみがするくらい

今日も埃くさくて

いやがおうにも

業に従うのです

保守的ですが

それでも生きていくのです

機械みたいに正確に

「すいません」と

謝ってみせる


悪意のせいになんかしたくない

この気持ちを

だれかのせいになんてしたくない

笑ってみせる

ここまで来たら

しぶとく演じてみせる


だれかが傷つくのなら

ぼくでいいと思う

きみじゃあないなら

ぼくはほんとに嬉しい

嬉しいから


ようこそ悲しみ

ようこそ悪意よ

ぼくがすべて受けてたとうじゃあないか
# by Ginta_Kawaki | 2012-03-21 21:50 | Trackback | Comments(0)
セツナレンサ
RADを聴きながら


終わりのない飽和を続けていく

倦怠感と

止むことのない虚無感を掘り下げる作業を

いつまで遠巻きにして

過ごすのか

タバコの煙みたいに

目に見える悪と

つまるところつまらないぼく


終わらない鬼ごっこみたいだ

憎しみも悲しみも苦しみも

全部全部ぼくの副産物だというのに

空から降る雪はツクリモノみたいで

寒さだけが尾を引いた


あの頃のぼくが俯瞰して

いまのぼくを蔑んでも

いまのぼくは気付かずに

あのころのぼくを尊敬するのかな


つながっていたいよ

だけど

ひとりでいたい


頑張れ って背中を押してあげたいけれど

結局頼りにされたいから 甘やかしてしまう


可愛くて可愛くて

好きで好きで

いとおしくていとおしい


そんな感情を

掴んだと思うたび溶ける儚さを

なにかに似ていると思いながら

なぞらえないまま

冬が溶けてしまうのを

寝間着姿のまま待っている
# by Ginta_Kawaki | 2012-02-28 00:08 | | Trackback | Comments(0)


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